恋人との外食では、基本的にどちらか一人がまとめて払う。
そのあと、半分くらいを現金で渡す。
以前は、それが自分たちのいつもの流れだった。
ただ、自分は普段ほとんど現金を持ち歩かない。
だから、ときどき起きる。
恋人にお金を返すためだけに、現金を下ろす。
これが、地味にかなり面倒だった。
毎回の現金精算が、地味に面倒だった
自分はキャッシュレスで払うことが多い。
でも、恋人はPayPayを使っていない。
自分がキャッシュレスでまとめて払い、あとから恋人に現金でもらう場面も多かった。
そのたびに恋人側へ現金を用意させるのも、ちょっと申し訳ない。
自分が返す側なら、現金を下ろしに行く。
恋人が返す側なら、恋人に現金を用意してもらう。
外食のあとの小さな精算が、毎回どちらかの手間になっていた。
つなつむ。に記録して、精算をやめた
そこで使っているのが「つなつむ。」だ。
もともと、恋人との支払いを毎回精算するのではなく、どちらがどれくらい払っているかだけ記録したい。それも、このWebアプリを作った理由のひとつだった。
今は、外食や二人で使う日用品について、
誰が、何に、いくら払ったか。
それだけを、その場ですぐ記録している。
そして、毎回の精算は基本的にしない。
「今どっちが少ない?」だけを見る
次に外食するときは、支払い前につなつむ。を見る。
最近は自分のほうがあまり払っていないな、と思えば自分が払う。
逆なら、恋人が払う。
金額をぴったり同じに戻そうとはしていない。
「差額が3,000円だから、今日は3,000円分調整する」みたいなこともしない。
見るのは、今はどちらのほうが少ないか、くらい。
長い目で見て、二人の支払額がだいたい釣り合えばいいと思っている。
公平にするより、公平さを気にしすぎない
自分たちの場合、毎回完全に50:50であることより、長い目でだいたい釣り合っていることのほうが公平に感じる。
つなつむ。は、公平にするために細かく管理するものというより、
公平さを毎回気にしすぎなくていいように、ざっくり見えるようにしておくものに近い。
記録を見ると、「意外と自分が結構払っていた」と気づくことがある。
反対に、恋人のほうが思っていたより払っていたと分かることもある。
人間の感覚だけでは、意外と覚えていない。
記録があると、次の支払いも決めやすい。
「今日はどっちが払う?」と迷うことも減った。
恋人↔電子マネーみたいになった
この運用は、なんとなく「恋人との間に電子マネーがあるみたい」だと思っている。
実際にお金を送っているわけでも、チャージしているわけでもない。
ただ、「今どちらが少し多く払っているか」という見えない残高だけが、電子的に残っている。
その残高は、毎回ゼロに戻さなくていい。
共用口座を作るほどではない二人に
自分たちは今のところ、共用口座や共用デビットカードを作っていない。
理由は、なんとなく、まだそこまではいいかな、というくらいだ。
共用口座を作るほどではない。でも、毎回の割り勘や精算は面倒。
その間に、つなつむ。がちょうど収まっている。
キャッシュレス中心で、毎回の精算が少し面倒で、でも共用口座や共用カードまではまだ考えていない。
そんな二人には、このくらいざっくりした方法が合うこともあると思う。
お金以外の「してくれた」も残せる
つなつむ。には、支払いだけを記録しているわけではない。
「今日は家事をしてくれた」みたいな、相手がしてくれたちょっとしたことや感謝も残せる。
お金だけを管理するアプリではなく、二人の間にある小さな記録を置いておく場所だ。
それでも、自分がいちばん便利だと感じているのは、精算そのものがほぼなくなったこと。
現金を用意して、あとから半分を渡す。
その小さな手間が消えただけで、思っていた以上に楽だった。
少なくとも自分は、精算するためだけに現金を下ろす生活には、もう戻りたくない。

